青空スタジオ

6月30日分
今日は久しぶりにアコギを弾こうと､いつもの山の中の空き地に出向いた｡今まで人に出会ったことはなかったのだが珍しく先客がいた｡バイクのお兄さんがテントを張って一夜を過ごすつもりらしい｡とても人前で弾く勇気はないので､仕方なく細いわき道を少し下ったところに車を止めそこを青空スタジオにした｡一応アスファルト舗装されているのだが､なにぶん人通りがほとんどないので道路の切れ間から雑草は生えているわ､両脇から木の枝が突き出しているわで､車に無数の傷が｡なんてこったい!
とにかくドカッと腰をおろしサビのある弦をジャカジャカかき鳴らしてみたものの､エレキとはまったく違う感触に｢アコギってこんなに難しかったっけ?｣と自己嫌悪に陥った｡結局､曲らしい曲は弾けないまま1時間ほどで飽きた｡遠くから牛の鳴き声が聞こえてきて､少しむなしい気分で家路についた｡

何もないのは寂しいので撮った写真でも貼っておこう｡